眠れないこと

 タイトルの通りである。睡眠薬を切らしてしまって、眠ることができない。なぜ切らしてしまったかというと、処方よりも多く薬を飲んでしまう日が何日か続いて、本来の通院日よりも前に薬を飲みきってしまったからだ。私の通っているメンタルクリニックは(ありがたいことに)予約制ではないので、通院日を早めることもできるのだけれど、担当医がいる曜日に予定が合わなかったのと、あまり早く診察に行くと「お薬はまだありますよね?」と聞かれてしまいそうで怖いのとで、まだ行けていない。多分後者の理由のほうが、自分の中で大きいと思う。

 薬を飲んでいた時は不眠のふの字もなく、むしろ会社を休んで何をしているんですかと聞かれれば「8割寝てます」と答えるレベルでずうっと眠っていたのだけれど、薬が切れてからは全く眠れない。そもそも昼夜逆転しているのもあって、ベッドで横になり、スマホの画面も暗くして「よし寝よう」となるのが朝3時とか4時で、そこから目を瞑ってじっとしたまま7時とか8時とかになって、眠るのを諦めてスマホをいじったり、また寝てみようと試みて目を瞑ったりしているうちに12時くらいになって、結局15時から17時くらいにようやく少しだけうとうとして、それからまた明け方までずっと起きている……みたいな生活が、ここ数日続いている。

「いや不眠とかいう前にまず規則正しい生活を心がけろよ」という話だと思うし、処方されていた薬もいわゆる短時間集中型なので「飲んでいた時は無限に寝られたのに飲まなくなったら全然眠れない」というこの状況がおかしい、ほぼ確実にプラシーボ効果なのだけれど、それでも眠れないものは眠れない。

 どうせ眠れないのならもういいやと諦めて、ベッドからのそのそ起き出して真っ暗な部屋でこんな記事を書き始める始末である。これでは眠れるわけもない。お酒を何本か飲むとふらふらしてなんとなく眠い気はするんだけどな。眠い気はしても、そして実際眠くてもなぜか寝付けない、というマジック。ふしぎふしぎ。

 どのみち金曜日には病院に行くし、その時に「前回の診察時には『出勤できてます』とか言ったけど今全然できてません!」と言わなければならないので、今から少しだけ胃が痛い。

 今日はお昼前には眠れますように。